モコが子犬時代によく遊んだワン友さん達とお出かけしました。
今年の春夏はタイミングとお天気が合わず
会えなかったので
一年ぶりです。

モコは、私にはどんな時も甘えないクールな犬ですが

ワン友さん(友達ワンコ&その飼い主両方)との久しぶりの再会の時は大喜び。


身をくねらせてキャウンキャウンと高い声で鳴いて
すがりつきます。


相手のワンコも大喜びで、みんなキュンキュン大騒ぎでした。


面白かったのは
車から飼い主さんが降りて来た時。

モコは、尻尾ブンブンで飛びついてひとしきり騒いだ後に
その周囲をウロウロキョロキョロ

まだ車から降りていない犬の姿を探してるんです。
飼い主とワンコをセットで覚えてるのねーー



落ち着いたら一緒にお散歩

行ったのは、定義山です。


その昔(鎌倉幕府が出来た頃なので西暦1200年頃)
平家の重臣・平貞能という人が落ち延びた地で

それから500年後の西暦1700年頃に
子孫(従者の一族)が開いた寺という話。


お寺には、平貞能が持参した阿弥陀如来(だったかな?)の絵があるとか。


。。。。う〜ん。いわゆる平家落人伝説ですね

面白いよね。
京都から来た武人一行が山奥に来て
最初は、地元民が助けてあげたのかな。
家作ったり、畑作ったりするにも道具は必要。

でも、、


落人が来てからお寺ができるまでの
空白の500年は長過ぎ!

仏画は貞能さんが亡くなった後に建てたお堂に納めて保管してたそうですが、

絵を虫喰いやカビから守って長期保存する事は難しく、
ノウハウを持っていたのは幕府や藩の専門家や僧侶

落人として隠れ住んでた一族と子孫が
こんな山奥の農村で、木造のお堂に絵をしまっていても
500年ももたないと思うなぁ


平貞能は平家物語に出てくる有名人で

お墓は
栃木に二ヶ所、茨城に一ヶ所、そしてここ仙台に一ヶ所と
合計4ヶ所あるそうです。


平貞能は助命の嘆願が頼朝に認められていますし
東北の山奥に隠れる必要もなく

仙台まで来た話は信憑性が低い様です。



ただし!
この近辺
山奥に集落が幾つもあるのは本当
周囲は山、山、山

農業するなら平野に住むのが普通で
雪深い山奥で暮らすのは、やむ負えない理由があるはず。

平家出身でないにしても、

戦や権力争いに負けたり
仕事の誤りとか、陰謀とか、いろんな時代に、いろんな理由で追放されて

仕方ないから未開の土地に行って、野山を切り拓き、生き延びた一族がいたと思われます。


そんな貧しい村で
飛び抜けて勉強の出来る子がいたら
農作業するより僧侶を目指せ!ってことになるよね。

それで仙台まで出て、修行して、自分でお寺を開けるくらいになって
どこかから手に入れた仏画を貰って故郷に戻って
地域活性化のためにお寺を作った?

お寺の同僚修行僧が「お前、あのとんでもない山奥出身だって?平家落人が京都から持って来た仏画ってことにしようぜ」なーんて言って、2人で始めたのかも、、とか。

、、、なんてのが、私の空想です。
しょーもない話をしてしまいましたが

伝説が嘘でも本当でも、そんなのどうでも良いのです。
ツッコミを入れるのは野暮というもの。

仙台からは25kmくらいなので、参拝の人が来るには手頃な距離。
江戸時代はお寺参りは手頃な観光旅行ですから、当時から人々が来てたみたい。

ここは江戸時代からの庶民の観光名所。
今は年間100万人もの観光客が来るパワースポットなのです。
普通にお参りして楽しみましょう

ワンコ連れでのんびりと歩き回って
お目当ての豆腐屋さんの「三角油揚げ」食べました!

お豆腐からお店で作ってる揚げたてです。
お店の窓口で買って、その辺のベンチで食べます。
お醤油と七味唐辛子をかけて、、、


外はパリパリ、中はしっとりじゅわ〜


美味しーーーい

すぐかぶりついて、気付いたら歯型がついてたので写真無し💦

モコにも少しあげました。

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